【検証】カップ麺の蒙古タンメン中本はどれくらい忠実に再現されているのか?2日前に店舗で蒙古タンメンを食べた男がガチで判定してみた

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セブンイレブン限定で発売されている「蒙古タンメン中本」のカップ麺。

 

蒙古タンメン中本」といえば辛いけど旨い、屈指の人気ラーメン店として勇名を馳せていることはご存じの方も多いだろう。

 

その人気ラーメン店のラーメンを手軽に味わえるということで、セブンイレブン限定でカップ麺が2008年に発売されて以来、実際のラーメン店同様に多くの支持を集めているようである。

 

だが、しかし、である。

 

本当に店の味を再現できているのだろうか?

 

店舗では食べたことはないけど、カップ麺なら蒙古タンメンを食べたことはある、という方なら、一度はそんな疑問を抱いたことがあるはずだ。

 

そこで、実際に2日前に店舗で蒙古タンメンを食べた私が、カップ麺がどれほど忠実に再現されているのか、食べ比べてみることにしたぞ!

 

その結果、3つの予想外な点に気が付いたので早速お伝えしよう。

ビッグサイズな蒙古タンメン中本のカップ

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蒙古タンメン中本のカップ麺は、セブンイレブンでしか購入することができない。発売開始はすでにお伝えした通り2008年である。

 

サイズ、価格、味など何度かマイナーチェンジを繰り返し、現在に至っているようである。

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パッケージからして、存分に辛さをアピールしている印象である。

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側面と蓋の2か所に辛さへの注意を喚起しているあたり、相当な辛さであることが容易に想像できる。

 

辛さ耐性0のちびっ子が誤って買ったり食べたりしたら危険だ。興味本位にうっかり手を出したらエライことになるだろう。そういう意味では女性と同じかもしれない。好みのタイプだと近づいたら人妻で、その上…なんて話がしたいのではない。記事の趣旨から外れるので話を戻そう。

 

上の蓋には「辛旨オイル」が添付されている。恐らくこれが味の決め手になるはずだ。

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蓋を開けると、フリーズドライの白く大きな豆腐が目につく。 f:id:iwashi000:20200207105917j:plain キャベツやニンジンの姿も見える。店で食べる蒙古タンメンと同じ内容であるだけに、一気に期待値が爆上がりしてきた!

いざ実食へ

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お湯を注いで待つこと約5分。

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味噌の良い香りが立ってきた。豆腐も柔らかくて美味そうぅぅぅぅ!

 

最初はまず、辛旨オイルなしで食べてみることにする。

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麺は店のラーメンと同じ太麺だ。ズルズルと勢いよく口の中に流し込んでいくと、食べ応えのある麺がしっかりと再現されているのがわかる。

 

もちろん食感といい味といい、同じものとは言わないがかなり再現性は高い。うん、美味い!

 

それからスープを飲んでみる。

これまたコクのある味噌味が、店で飲んだスープと近いものを感じるぞ。瓜二つの一卵性双生児の双子、とまでは言わないが、仲の良い兄弟くらいの近さがある。

 

辛さもあるが、今のところまだ微辛というところだろうか。辛さレベルは、この時点では店のラーメンには遠く及ばない。

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具材もこの通り、キクラゲ、キャベツ、豆腐の他、小さいがニンジンも入っており、店の蒙古タンメンと同じラインナップだ。

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それでは、このカップ麺の決め手となるであろう辛旨オイルを投入してみよう。

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色はかなり毒々しい。血…ですか?というくらいのホラー色の強い色合いだが、混ぜてみると美味そうな唐辛子カラーが生まれてくるので、食べるには問題ない。

 

それでは、調味料を全部投入したところで本気のやつを頂くことにするぜ!

美味いが気になる油っぽさ

麺をすすり、スープを飲む。…

 

おおぉぉ!辛さが倍増してる感じだ!

 

店で食べたときの辛さにかなり近くなっている。十分辛い。

 

が、やはりちょっと店のラーメンよりマイルドに抑えてあるのか?という印象が若干ある。

 

あと気になったのが、スープを何口か飲み進めて感じたのだが、ラーメンがだいぶ油っぽくなっている。

 

オイルをすべて投入したので当然と言えば当然なのかもしれない。油が口の中にいつまでも居座り続けているので、ねっとりしたくどさが食べ終わるまで付きまとっていた。

 

店で食べた蒙古タンメンの味を思い出しながら食べ比べていたから、余計に油っぽさが気になったのかもしれない。

 

この油っぽさが、私にとってこのカップ麺の唯一のマイナス点である。

とろみが強いためより旨味を感じる

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だが、店のラーメンにはないがカップ麺にはあるプラス点もあった。

 

それは「とろみ」である。

 

店の蒙古タンメンはスープを飲んでも、とろみを感じることはなかったが、カップ麺では明らかにとろみがついているのが分かった。

 

とろみがあるために、スープの旨味がいつまでも口の中に残っている感じがするのだ。

 

味噌ベースの深みのあるスープがより深く感じられるようになっている。

カップ麺に見られる3つの特徴

以上の点をまとめると、蒙古タンメン中本のカップ麺には3つの特徴があることが分かった。

 

①辛さは店のラーメンよりややマイルド

②オイルを入れると油っぽさが際立つ

③とろみが強い

 

これら3つの特徴は多かれ少なかれ個人的主観が入っているが、参考にして頂きたい。

総合的に見るとけっこう忠実に再現されている

総合的に見てみると、店の蒙古タンメンをけっこう忠実に再現していると判断していいのではないだろうか。

 

カップ麺でここまで美味しく再現できれば、十分合格だ。

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最後の一滴まで飲み干した時、セブンの本気、製造元の日清の本気を感じ取ることができるだろう。

 

セブンには中本とのコラボ商品でもう一つ、冷凍食品の「汁なし麻辛麺」が販売されている。

 

気になる方はぜひ、挑戦してみてほしい。健闘を祈る。